SON・山口様よりお招きをいただき、6人のアスリート、そのファミリーでEKSデー企画、スペシャルオリンピックス日本・山口第3回地区大会ユニファイドボッチャ競技に参加してきました。

9月24日のお昼前に下関入りした後、唐戸市場で昼食、水族館見学、夜は三井嬉子SON会長も参加されて歓迎交流会が開催されました。山口のおもてなしにみなさん感激でした。
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9月25日、下関市青年の家で競技会。2人のパートナーに1人のアスリートの3人で協力してボッチャを楽しみました。4チームのリーグ戦が8ブロックできる盛況でした。パートナーをしてくれたのはパトントワリングチームStudio Zeroや下関少年少女合唱団の子どもたちでした。彼らはパートナーを務めるだけでなく、演技や合唱も披露してくれました。
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山口県ボッチャ協会の方々がルール説明をしながら、丁寧に指導いただき、試合ごとにみんな上達していきました。どこのコートでも接戦が続き、歓声と笑顔に会場は包まれました。今回のボッチャはパラリンピックのボッチャをベースにしたもので、距離感が近く、初めてやる人たちにも取り組みやすかったようです。
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昼食は山口の皆さんの手作りのカレーライスに、協賛企業の飲料やデザート。また、休憩所には飲料の他にかき氷や綿菓子もあり、お祭りのようでした。
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競技のハーフタイムにはStudio Zeroのバトンの演技にみんな目を丸くして見ていました。かわいい演技から大人っぽい演技まで、見る人を魅了していました。特に、パートナーが出てくると同じチームのアスリートから大きな歓声が上がりました。
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表彰式の前には少年少女合唱団の歌声が披露されました。山口の詩人金子みすゞさんの詩に曲をつけたものやみんなが知っている映画音楽など、様々なジャンルの曲を聞かせてくれました。後半は、アスリートの中に入って、一緒に手遊びしながら、歌ったりとここでもユニファイドでした。
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表彰式では、笑顔がいっぱい。熊本のアスリートもメダルやリボンを手にして、パートナーと一緒に笑顔で万歳をしていました。
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三井会長も競技され、銅メダルを獲得されました。初めてのメダルと喜んでおられましたが、ミスがあって、表彰のやり直しがあり、4位のリボンになり、とても残念がられていました。閉会式で言われておられましたが、アスリートの気持ちが分かった今、これまで以上に表彰でのミスは決してしてはいけないと痛感されたそうです。熊本でもミスがないようにしなくてはいけませんね。三井会長は熊本の地区大会にも来られますので、ぜひ大きな金メダルを差し上げましょう。
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山口の地区大会は7月からスタートして今日まで8競技の地区大会が開催されたそうで、最後に総合閉会式が行われました。
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地区大会を開催するだけでも大変なのに、熊本のアスリートをお招きいただき、何から何まで心のこもったおもてなしをいただき、感謝の言葉がありません。このご恩をどこかでお返ししたいと参加したみんなが思いました。
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この大会はとても心温まる大会でした。三井会長が最後のご挨拶の中で言われたのですが、ダンスなどのパフォーマンスをすることはどこの大会でもあるけど、その方々がパートナーとして一緒に競技して、丸1日にアスリートと一緒に過ごしたのは初めてでしたと言われましたが、それが一番だったのだと思います。この大会を陰に日向に支えていただいたSON・山口の皆さんに心から感謝申し上げます。
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