冬季ナショナルゲーム新潟大会の旅費を捻出する方法の1つとして、ゆずり葉さんの仕組みを利用してクラウドファンディングを行いました。

クラウドファンディングというと、すごく新しいもののように聞こえますが、クラウド(群衆)からファンディング(お金を集める)するということで、例えば、甲子園に野球部が出るので、ラーメンを買ってくださいとか、熊本城を改築するから一国城主になってくださいというのと同じです。ただ、違うのはそのお金をネットを使って、クレジット決済するという点です。物販で、ラーメンを買ってもらうように、クラウドファンディングでは、支援額に応じて、リターン(お礼)を購入していただくということになります。


今回のリターンは次のようなものです。
①アスリート手書きのメッセージ入りThank you Card(全員)

②名前の入った応援フラッグを会場に持って行き、一緒に応援してもらう。(全員)
③SON・熊本特製のクリアファイル(全員)
④SON・熊本のホームページに名前を掲載(3000円以上)
⑤SON・熊本特製のくまモンバッジ(10,000円以上)
⑥アスリートと交流のできるランチ会にご招待(30,000円以上)
⑦SON・熊本特製のTシャツ(50,000円以上)

①、③、⑤については郵送や手渡しをほぼ完了しました。

②は下の写真のように、競技会場3会場に1枚ずつ、計3枚を持参し、各会場で熊本のアスリートの活躍を後押ししました。

④については、本日ホームページに掲載しました。

⑥については、4月17日(日)に開催します。現在のところ10人ほどの支援者の方々が参加されます。楽しい会になると思います。後日、報告します。

⑦については、該当の支援者が辞退されましたので、作製していません。

「クラウドファンディングはネットを使った金集めだ。」「手数料15%もとられて、やってもねえ。」などと一般的に否定的な文脈で語られることも多いのですが、このリターンを通して、人と人を繋げる仕掛けや場を提供することができ、今後の継続した支援につなげるきっかけを作ることができます。今回、197人の支援者から浄財をいただきましたが、その支援者の60%程度にあたる方々が、初めてスペシャルオリンピックスに支援をいただいた方々です。新たな応援者を発掘した意味は大きいと思います。

総額89万5千円の支援をいただきましたが、上述の通り手数料15%が差し引かれますので、実質76万750円の支援となり、昨日、運営会社より振込みがされました。以上、ご説明・ご報告いたします。

ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
(クラウドファンディング事務担当 吉田 祐一)